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ドゥルーズのシネマ講義録CD ガリマール社より発売

ガリマール社から、ドゥルーズが81~84年に行った「シネマ」についての講義録がCD6枚組で発売された。(リベラシオンやル・モンドにも紹介されている。リベが行った編集者らへのインタヴューが載っていたので下に訳出。)値段は34ユーロ。一見、6枚組で約6時間と聞くと非常に長いようにも感じるだろうが、79年~退官するまでの講義は、現在ほとんどメディア化されているので、ほんの一部でしかない。それらは、大学の図書館に行けば聴くことができる。下に簡単な表を作ってみたが、現在のところ150講義分はあり時間にすると優に400時間は超えると思う。シネマについての講義だけでも100講近くあるようだ。これを6時間に編集したということだから、今回のCD制作は大変な作業であったであろう。ガリマール社のページはここ。また、今回の編集に携わったRichard Pinhas氏が運営している有名なドゥルーズのサイトから、すでに転写されている講義録も読める。
動くドゥルーズに興味ある方は、今回の編集にも携わりドゥルーズとの共著もあるClaire Parnetさんが進行役を務めている、ABECEDAIREという3枚組DVDで見ることができる。リベのインタヴューのなかで、Richard Pinhas氏が指摘しているような、今回のCDでは再現できなかったドゥルーズの声の微妙な質だけでなく、映像であるがゆえに確認できる表情などを見るだけでも興味深いかと思われる。

ル・モンドの関連記事↓ *


↓リベラシオンでの対談
Claire Parnet et Richard Pinhas, core'alisateurs du coffret:
«Il a pressenti la domination du visuel»
Par Ge'rard LEFORT et Didier PERON mercredi 14 juin 2006


一連の録音の出所は?

Richard Pinhas--オーディオ・カセットは70年代に発明されました。ミュージシャンである私は、テープレコーダーをもっていたのですが、ドゥルーズの講義に出席し始めたときに自分のために録音しようと思ったのです。ドゥルーズの講義にはすべて出席したのですが、最終的に10年を超える分のテープがあります。シネマについての講義は3年間続き、毎年6ヵ月の間、週に2時間半のペースで行われてました。

講義にはどういった人が出席していたのですか?

RP--哲学科の学生が1/3で、<ハプニング>と呼ばれていたアジテーターが1/3。後は通りすがりとか、画家、映画作家など、あらゆるジャンルの芸術家とか。。。

Claire Parnet--聴講者の半分ぐらいは大学関係ではなかったです。講義は大講堂では行われなかったのですが、それはジルが嫌いだったからです。そういうわけで、高速道路に隣接してた仮校舎で講義をやってました。偉大な教師と外から来る騒音との挌闘みたいなものがあるのですよ。

今回の6枚組CDが完成に到った経緯を教えてください。

RP--自分がもってるテープから、ライプニッツとスピノザについての講義CDを作ったことが以前にあるのですが、それには内容がほぼ完結しているコンフェランスを使ったので、さほど難しい作業ではありませんでした。でも今回の作業は、400時間にも及ぶ資料体から切り取ったり繋ぎ合わせなくてはいけなかったので、大変苦労しました。

CP--まず、ドゥルーズのベルクソン的時間の観念で始まるのですが、最終的に意図していることを、非常に速いスピードで分析しようと考えてる部分です。講義と思考を同一運動内で実験しているので、長期にわたる企てのなかに、どの程度自分を投じたのかをドゥルーズ自身が体現していることになります。時に、彼の意欲が失せていると感じられる部分もあります。思考-シネマの3年間の講義に一貫した展望を与える必要がありました。ですから、ドゥルーズが自分の計画を説明している最初の講義は、すべて採用することにしました。3つのイマージュのタイプについての二番目の講義は、カント、ホワイトヘッド、パースなど哲学的にもハードな展開がなされているのですがその部分はすべて捨ててモンタージュしています。三講目では、行動シネマから純粋知覚シネマへの移行について説明しているのですが、ここでは映画作家、特にヴィスコンティについて話している長いパッサージュを使い、映画作家らのアプローチに重点を置きました。

映像の裁断以外にも、音声にも手を加える必要があったのでは?

RP--良い状態にもっていけたのですが、ドゥルーズの醒めていると同時に熱狂的、電子的、磨きのかかった響きは再現できませんでした。雑音や騒音というものは、今日の技術で消すことができるのですが、その代償としてほとんど陶酔効果のあるドゥルーズの声も、音色ともに薄れてしまいました。

CP--音色の状況に応じた変化を聴講者に投げかけることを、ジルはよく心得てますので、声が非常にかん高かかったかと思うと低くなったりもします。講義はノンストップで行われ、質問は最後に受けてたのですが、次回の講義はそこから始められました。録音された講義録のなかで、ジルの思考が必死になっている場面を感じることでしょう。まごつきながらも、思い出したように突然何かを言うことで、ずっと先に進んでしまうのです。観衆に興味をもたせるためには、自らが驚愕する必要があるとよく言っていました。ノートを読んだり、書物に書かれた概念を反復することで妥協することはありませんでした。書物はつねに現在進行中の仕事に後続するというわけです。

どういった経緯から81年にドゥルーズはシネマについて概念化することに着手することになったのですか?

CP--例えばアンドレ・コント-スポンヴィルやリュック・フェリーら、古き善き時代の哲学への回帰に影響を与えるモラリストの出現とともに、道徳、美など隔世遺伝的な問いを引っさげて、80年代という哲学の重苦しい時代に突入しました。ドゥルーズはそこで、あまり思考されずにいた新しい対象に眼を向けることをしたわけです。ドゥルーズは俗に言う映画狂でなく、すでに子供の時分に大衆映画、西部劇を通してシネマに興味をもっていたのです。専ら哲学に没頭していたわけで、シネマテックで過ごすようなことはなかったのです。それは教養というものでもなく、主題についての仕事にとりかかったさいに、沢山の映画を鑑賞したということです。ヴィスコンティは大のお気に入りで、ゴダールにも衝撃を受けたようです。

シネマがすでに過渡期に入っているという考えと、ドゥルーズ本人があるひとつの時代の終焉に生きていると感じているように、ヴィスコンティの作品に見られるようなアリストクラシー的な世界のうえで繰りひろげられている数々のものがもっとも叙情的であるという考えが存在するようですが・・・

CP--ヴィスコンティとアリストクラシーについて多くを割いている素晴らしい件には、ある種の絶対的一致というものが存在してます。この時ドゥルーズは、世界中のスクリーンで繰返し上映されているということで、おそらくはまだシネマは生きていると考えていますが、それでもいまだ思考で満ち溢れているものを救い出すためには急を要することがあると考えています。コミュニケーションの世の中に突入し、シネマと哲学がコミュニケーションの方へと傾倒していることに、憤慨を表明しています。これはダネーと頻繁に話していた時期のことですが、ドゥルーズは千里眼をもつ人で、あるひとつの革命が視聴覚支配が進行していることを感じとっています。

RP--シネマが潜在的モンタージュの手法に身を投じるようになった時、文字通り、ひとはファシズムへと突入するというだろうということを、非常に明確に言っておりました。また、際限なしにイマージュを操作することに着手するなら危険ばかりが漂うとも。これはまさに潜在的なものについての偉大な思想家でもあるドゥルーズが、いくつかのテクノロジー的漂流に対して警戒していたということです。

CDの出版を継続なさいますか?

RP--2000年に多くの出版社に話を持ちかけたのですが、どこも興味を示しませんでした。ガリマール社も、<A voix haute>というシリーズをボツにしようとしているところでした。ドゥルーズの<スピノザ、不死性と永遠性>は、一年半で17000枚売れました。その結果、ライプニッツ(<霊魂と劫罰>)を世に送ることができたわけです。<アンチ-エディップ>か<哲学とは何か?>についての講義CDを考えてますが、今のところは全く未定です。

CP--<ミル・プラトー>準備中に行った、信じられないくらい現在性をもった彼の政治思考が展開されている、本当に素晴らしい講義もあります。出版されることを願いましょう。

追記)ドゥルーズの思想そのものについて話すさいに、まるで示し合わせているかのように、二人とも現在形で言っていることには興味を覚える。ま、使い古された言葉だが、<生けるドゥルーズ>ということか。



ANNEENBTHEME
79/8013L'appareil d'Etat, la machine de guerre
5Etudes sur Leibniz
2L'anti-oedipe et autres reflexions
1Reflextions divers
80/8114Etudes sur Spinoza
7Peinture
81/8221Cinema : Image-Mouvement et Image-Temps
82/8317Cinema : Classification des signes et du temps
83/8422Verite et temps, le faussaire
84/8526Cinema
85/8625Foucault : Formations historiques(8), Pouvoir(17)
86/8718Leibniz : Baroque(4), Principes et liberte(14)
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2006.06.16[Fri] Post 23:42  CO:0  TB:0  未分類  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

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