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夏の終わりに

・欧州列車の旅

 昨日10日振りにパリに戻ってきた。日本への一時帰国以外で、10日もパリを離れたのは初めてではないだろうか。今年の夏は旅行する機会に恵まれた。帰国しても東京にいることが多いので、ひざびさに延々と続く田園風景を見ることができたわけである。出発の当日、まず東駅からストラスブール経由でドイツに入った。パリからの直線距離はナント、リヨンなどの都市とストラスブールは変らないが、TGVが未だ開通していなため(2007年予定)列車で4時間近く掛かる。したがって直線距離ではさらに遠いがTGVで行けるボルドーやアヴィニョンよりも、時間が掛かるということになる。TGVが開通することによって現行の3h50から2h20へと大幅に短縮されるため、ストラスブール・ドイツ方面も、列車でだいぶ行きやすくなるわけである。



*
 ライン河を越えるとそこはもうドイツ。列車の窓から道路を流れる車をぼんやり見ていると、車間距離が一定であることに気づく。ドイツで生活した経験はないので、一般的に言われていることしか知らないが、何か自分が持ち合わせているイメージと合致した印象を受ける。たまに前方を行く車に接近している後続車を見る度ごとに、「あれはフランス人ドライバーだ」などど、道程を共にしたMが冗談を飛ばす。ライン河を渡るだけで、たとえ表面的であっても非常に異なる光景。ドイツに関して漠然と持っている印象は、厳格な規律の下での整然とした性格、少し過剰とも言える掃除好きな国民、エコロジー、団体行動の際の巧みなオルガニゼーションなどで、後は上質のビールとソーセージ・じゃがいもの食文化ぐらいである。それらはフランス生活で感じるものと相対する印象である。
 しかしながら、先入観ともいえるこういった印象を裏切るような事柄に、KehlからOffenburgに行く列車で早くも遭遇することになる。始発であるにも関らず、予定より5分送れてホームに非常にきれいでモダンな列車が入ってくる。次の乗換え駅Offenburgまでは20分足らずで到着する予定だ。乗換え時間は5分。列車の遅れが多少気になるが、遅延しても本数の極端に少ない路線では、接続のために到着まで待っていてくれるだろうと買い被っていた。Offenburgに到着。すでに連絡線の発車時刻である。事前に発車ホームの番号を知っていたので、念のためダッシュする。半開きの扉が一箇所あったので、そこを目指して走る途中、いきなり列車が動き出した。「おい、あと少しだけ待ってよ。」駆け込み乗車で間一髪のとこで間に合ったが、ホーム間の移動に時間が掛かっていたら確実に乗り損なっていたであろう。次の列車は何時間後に出るのかは知らない。おそらく2時間ぐらい待つ必要があったのではないだろうか。とりあえず乗れたので安心するが、あともう一回Donaueschingenで乗換えが必要だ。乗換え時間は7分。またもや、駆け込み乗車する羽目になった。あとで聞いたら、ドイツの鉄道における遅延は日常茶飯事であるという。次回ドイツを旅するときは、なるべく乗換えの少ないルートで計画したり、乗換えに失敗したときの時刻表を事前に調べておくなり、十分な対策を練っておく必要があると感じた。
 
 目的地である南ドイツの町Tuttlingenに無事到着。駅前には巨大なドイツ風建造物がそびえたつ。何かの工場であるだろうとはすぐに分かったが、後で医療器具の工場であることを知る。StuttgartとZurichの間に位置するこの町は、観光地としては知られてはいないが、医療関係の仕事に携わっている人らには、古くから名が通じている町であるという。近郊には駅前で見たような工場も多く存在するという。今回滞在の目的は、語学学校時に知り合った古くからの友人の結婚式に参列することであったので、特に下調べをせずにやって来たわけである。自分のドイツ語能力は大したことない。しかしバーで「Ein Bier!」、その30分後に「Noch ein」は上手く発音できる。
 現地到着。式当日まであと2日ある。親類、友人はレセプションの準備で忙しそうにしている。今回泊まった場所は、山の中腹にあるキャンプ地。結婚するカップルが10年も前から友人と、毎年同じ時期に過ごす場である。テントは持参しなかったので、敷地内に一つだけある山小屋の共同寝室を使わせてもらった。この日は移動で疲れていたが、再会と結婚を祝って夜遅くまで近況報告をし合う。
 翌日、レセプションの準備を手伝う。敷地内に張った巨大なテントでパーティーは行われる。招待客は150人。机や椅子を並べたり、グラスを置いたりしているグループの他に、デコレーションを行っているグループがある。後者の方が面白そうだったので、そちらのグループに参加する。森に入って、デコレーション用の木の枝を探しに行く。
 結婚式当日。式は町のプロテスタント教会で行われる。友人の新婦はカトリック。一方、新郎は牧師さん。学生時代、Tublingen大学の神学部で知り合ったらしい。彼女の希望で異例にも、式は神父と牧師によって進められる。過去何回か教会での結婚式に参列したことはあるが、今回のようなケースは初めて。牧師が結婚する式に参列するのも初めてだが、それ以上に貴重な体験をする。正確にはわからないが、おそらく2時間近くセレモニーは続いたと思う。途中でカメラマンがいないことに気づき、デジカメで写真を撮ることに徹することに自分で勝手に決める。夜はレセプション。フランス語を話せる人が多かったので助かった。
 4日目は同行したMとペタンクをして過ごす。Mは6時まで踊っていたらしいが至って元気である。夕食後、夜行に乗って一足先にパリに帰った。新婚夫婦は友人等と共に、あと1週間ほどキャンプ地で過ごすということなので、滞在を延ばすことも可能であったが、天候もよくなかったのでMが帰った次の日にTuttlingenを離れることを決める。
 出発当日、駅まで新婦に車で送ってもらう間、車内からは街灯には旗のように選挙ポスターが吊るされているのに気づく。手の届かないところに吊るされている選挙ポスターは、フランスで頻繁に見る落書き防止なのかどうかは知らない。総選挙まであと20日ぐらいである。短い時間に世論の状況を聞いてみると、彼女は混戦模様とだけ答えた。ダニエル・コン=ベンディット氏のドイツでの活躍ぶりについてなど聞いてみたがあまり反応がなかった。
 
 帰りはリヨンに用事があったため、Zurichからスイスを横断しGenève経由でフランスに入ることにした。Zurichでの乗換えは1時間あるし、予定通りにリヨンに着くと思っていたが、Tuttlingenの次の駅で電車が止まる。別の車両に乗り換える必要があるらしい。ミラノ行きの列車だったが、車内アナウンスはドイツ語のみ。せめて英語ぐらいでもアナウンスしてもらいたいところである。ドイツ人らはさっさと降りた後、イタリア人の女性と二人になる。車掌に確認後下車。彼はフランス語もイタリア語も流暢に話していた。したがって、ドイツ語だけの放送がさらに疑問に思われた。20分後にZurichまで行く列車が来るというので待っていたがなかなか来ない。結局、40分以上は待っていたのではないだろうか。自分は時計が嫌いで持つ習慣がないので、正確な時間はわからなかったが、最終的にZurichでの乗換え時間が5分しかなかったので、予定の20分以上は待っていたことは確実である。またもや、駅構内を走ることになった。Zurich-Bern-Lausanne-Genèveとスイス主要都市を横断する列車に乗る。列車から見えるスイスの風景はきれいだ。Genève行きの場合は進行方向左の窓側に座るのがお勧め。というのも、ほんの数分間であるが、ローザンヌに到着する少し前に、高い位置からレマン湖を一望できるからである。この時に寝ていたり読書していたりするのは勿体無いように思う。それにしても列車の遅延が気になる。ジュネーヴでの乗換え時間は6分。後で考えたら、パスポートコントロールを通過したりするため、フランス行きのホームまで急いでも優に15分ぐらいは掛かる。したがって定刻で到着しても乗れていなかったであろう。ジュネーヴに10分遅れで到着。とりあえずホームまで行ってみたが、随分前に出発してしまったのこと。一方で、Tuttlingenを早めに発ったことをラッキーに思う。次の列車を選択していたら、ジュネーヴに一泊することになっていたかもしれない。そのときはそのときであるが、計画を立てて移動している人は十分に気をつける必要があるだろう。
 ホームにあと2時間いるのもつまらないので、再度入国しとりあえずレマン湖まで歩くことにする。過去に一度、レマン湖畔を訪れたことはある。流れのない湖と前方にそびえたつアルプスを見ていると、時間が完全に止まっているような気になる。都会の生活しか知らない自分が、こういった土地で生活することはできるのかなどと想像してみたりもする。「あ、のんびりしてられない。時間だ!」

追記) リヨン滞在後、ホームでパリ行きのTGVを待っていたときのこと。大学で以前よく顔を合わしていたMJに偶然会う。車内のカフェで待ち合わせることにしたが、8号車から9号車へと行き来できないことに後で気づく。結局、パリ・リヨン駅に到着してから構内のカフェで雑談する。大学は辞め、今は政治活動をしているということ。TGVで読んでいたという一冊のを見せてもらう。機会があったら、読んでみようかと思う。


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2005.08.28[Sun] Post 02:37  CO:0  TB:0  私事  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

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