Air du Temps

フランスのアクチュアリテ

PROFIL

chaosmos

Auteur:chaosmos
動物占い クジラ
家電占い 家庭用ゲーム機
山手線占い 渋谷
哲学者占い フーコー
日本歴史占い 猿飛び佐助
前世占い 将軍

ARTICLES RECENTS

RECHERCHE

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--[--] Post --:--  CO:-  TB:-  スポンサー広告  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

COMMENT

NAME

SUBJECT

BLOG/HP

PASSWORD

COMMENT

SECRET
※非公開コメントにしたい場合はBOXにチェックをして下さい ⇒ 

SUBMIT: 送信 

TRACKBACK

スポンサーサイト のトラックバックアドレス
http://chaosmos.blog11.fc2.com/tb.php/21-568db8ca
 ⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

アイデンティティー

アイデンティティー#自己同一性。#共同体(地域・組織・集団など)への帰属意識。----関連項目*民族主義  アイデンティティー 関連いろいろブログ紹介 <b>アイデンティティー</b>(ふゆきにつき)&lt .....続きを読む
2007.02.24[Sat]  発信元:chihiroのblog  

言語とアイデンティティー

・アシア・ジェバール作家

 昨日、アカデミー・フランセ-ズの新会員に、アルジェリア出身の女流作家であるアシア・ジェバールさんが選ばれた。アカデミー・フランセ-ズは、ルイ13世の時代、リシュリューによって設立されたフランスにおける最も古い学院のひとつである。様々な方言が存在し、国語としてのフランス語が確立されていなかった時代において、正しいフランス語による統制を目的に設立された、いわば言文一致運動の指導・監視機関とでも言うことができよう。フランス語辞書の編纂も行なっており、現在、第9版を出版中。近年では文学賞を主催するなど、フランス文化振興をはかるためのメセナ活動にも携わっている。40人の会員によって構成されており、女性会員はジェバール女史を含む4人。

                     * * *
 *
 有史以来、多くの民族が興味を示していたものに、自分らの先祖がどこから来たのかという起源的問題についての執着がある。先祖らが苦労して開拓した土地、またその土地で生き抜くために考案された知的財産に対する尊敬。これら先祖から継承された固有なものを守りぬくため、あるいはそれらすべてによって形成される民族意識。つまり、自分らが過去のみならず、未来に対しても共通の運命をもっているということの自覚が、同胞としての意識を高め、民族としてのアイデンティティーを徐々に形成してきたといえる。またこのこともしばしば言われるが、アイデンティティーの問題意識が高まるときは、その固有なものを守るという性質上、常に自分以外の者、敵対する価値、異質なものとの相対するときであるという。このことについてここでは深く述べないが、単純にいうと、自分らの固有性が否定されたり、場合によって喪失させれたりする危機に瀕するからである。
 
 最近も欧州憲法をめぐっての一連の論争のなかで、主権国としての国家喪失が即アイデンティティー喪失につながるという発言をする政治家がいる。彼らの真意がどこにあるのかは別として、アイデンティティーの問題を、民族、国家、国境などの言葉で思考されるかぎり、こういった発言が出ることもある程度仕方のないことであると思われる。しかしながら、それらの起源を歴史的に明確にするのは不可能である以上、常に人為的操作によってでしか規定することができない。このことがまさに、アイデンティティーの問題が、その基盤をめぐる激しい論争に巻き込むのである。
 過去に起った戦争において、占領下の民族からそのアイデンティティーを喪失させるより効果的な策は、彼らの言語を奪うことと同時に、支配者らの言語を強いることであった。そうすることで、ひとつひとつの言葉に刻みこまれている歴史的意味、あるいは独特な思想などが一挙に消失するからである。もしフランス人としてのアイデンティティーがいつの日かなるとするなら、それはフランス語がこの世界から一斉になくなる時であろう。言語も生き物のように絶えず変化する限り、「正しいフランス語」というものが、これから先どういうものになるかは知らない。しかしフランス語を話し、読み、書き、それでもって思考できる限り、アイデンティティー喪失など問題にはならないだろう。このことは、占領下にあって母国語がなくなるかもしれない経験をした民族らが、よく知っていることであろう。

 フランス占領下のアルジェリアで生まれ、フランス語で書くジェバール女史。アルジェリア女性解放と占領によって引裂かれた祖国への愛が、彼女の文学テーマであるとされる。


略歴
1936年アルジェリアのシェーシェルで生まれる。アルジェ大学の教養課程修了後、54年パリのリセ・フェネロンの高等師範学校準備クラスに入る。翌年アルジェリア女性としては初めて、セーブルの高等師範学校に入学を認められるものの、アルジェリア学生運動に参加したのちに休学。この頃、処女作la soifを発表する。58年にジャーナリストであるエル・ムジャイッドと結婚。59年ラバト大学の助手を経て、アルジェ大学で教鞭をとる。(62-65歴史学、74-82仏文学と映画)83年以来パリに戻り、パリのアルジェリア文化センターまた、アルジェリア移民の代表として社会運動基金の理事会に籍をおく。そのかたわら、多数の作品を出版する。97年から活動拠点アメリカに移し、主にルイジアナにあるフランス語圏研究センターの指導教授として研究を続けている。
ウイーン大学名誉博士
ヴェニス映画祭国際批評賞・メーテルリンク賞・ニュースタット国際文学賞・パルミ国際賞など。次期ノーベル文学賞の候補として名が挙がる。2005/06/16アカデミーフランセーズ会員に選ばれる。
 
スポンサーサイト
2005.06.17[Fri] Post 23:01  CO:0  TB:1  文化  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

COMMENT

NAME

SUBJECT

BLOG/HP

PASSWORD

COMMENT

SECRET
※非公開コメントにしたい場合はBOXにチェックをして下さい ⇒ 

SUBMIT: 送信 

TRACKBACK

言語とアイデンティティー のトラックバックアドレス
http://chaosmos.blog11.fc2.com/tb.php/21-568db8ca
 ⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

アイデンティティー

アイデンティティー#自己同一性。#共同体(地域・組織・集団など)への帰属意識。----関連項目*民族主義  アイデンティティー 関連いろいろブログ紹介 <b>アイデンティティー</b>(ふゆきにつき)&lt .....続きを読む
2007.02.24[Sat]  発信元:chihiroのblog  

Log in*/RSS*】  Design 「AZ+」Plugin Template...  Page Top▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。