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デモクラシー的スキャンダル ~ ランシエールのインタヴューから

15日付けリベラシオン紙の書籍紹介欄にて、ランシエールのインタヴューが記載されていたので、参考までに紹介しておきます。前半部に氏の経歴などが紹介されていますが、その部分の翻訳は割愛します。

Le scandale démocratique
Une charge en deux temps de Jacques Rancière contre le consensus ambiant.

par Jean-Baptiste MARONGIU
jeudi 15 décémbre 2005 / Libération



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2005.12.17[Sat] Post 19:58  CO:0  TB:1  リベラシオン  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

仏暴動について 4 (ランシエールとヘテロトピック)

 公共のことがらに対する発言を、統治することを自然に許された者らに独占させないこと。こういった発言することの平等性を、デモクラシーという名のもとで再考する必要があると、ランシエールは提唱するのである。換言すると、デモクラシーという元来、政治的・公共的なものに関して発言するという自由・平等が、資本社会のなかで私有化(privatisation)され、脱政治化(dépolitisation)される傾向から守られる必要があるということである。こういったデモクラシーは、もはや国制としてのデモクラシーや、今日のライフスタイルとしてのデモクラシーとは、全く関係ないものである。一方で、統治者らにとっては、既存秩序を転倒させるようなものとして怖れられるかもしれないが、それは発言する主体側が意図しているものではない。発言する主体が気に掛けていることは、統治者らのそれとは全く異なるものであると、ランシエールは言う。それと同時にランシエールは、政治という名で実践されている活動を、従来の統治・支配の場で実践されている権力の行使というものとは異質なものとして考えているのである。発言されたものが、結果的に諸々の支配関係を揺るがすことになっても、それは結果でしかなく本来の目標ではない。それ以前に発言するという行為それ自体が重要であり、それによって創造される支配関係とは異なるヘテロトピック(hétérotopique)な場が、唯一の政治の場として考えられるということである。p52 ランシエールはこれらのことを、プラトンのテクストから読み取れる、統治するための資格証のリストをもとにして展開している。 

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2005.12.11[Sun] Post 06:46  CO:0  TB:0  未分類  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

仏暴動について 3 (ランシエール・平等)

 デモクラシーという名のもとで正当化されている数々の行為、それによって明らかになる多くの矛盾。現代人が置かれている困難な状況を、文学的にさらにドラマティックに書くことはできるだろう。あるいは、美化されたデモクラシーによる諸々の功罪を、素朴な進歩主義者の立場から、たんなる理性の詭計として、進歩するためのいわば必要悪のように語ることもできるだろう。しかしながら、表現のスタイルがどうであれ、たんなる悲惨な状況の記述だけで終わるなら、そこには生産的な思考が欠けた陰鬱のようになってしまう。無論、それらを思考するための、資料として使用することはできるのであるが。知識人と呼ばれる者らが暴動後に新聞・雑誌に寄稿したものなかにも、悲愴感に漂いながらも決して捨て去ることのないニヒルな笑みでもって状況と戯れる者はいる。例えば、「現代ヨーロッパの崩壊」の著者は、紙面上に「我燃やす、故に我有り」(shibaさん訳とコメント)と書く瞬間、まるでそこで昇天しているかのようである。産むことに消沈した言葉によって、新しいものが流産させられないように用心しておこう。 

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2005.12.11[Sun] Post 06:42  CO:0  TB:0  未分類  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

仏暴動について 2

 今年の9月に出版されたla haine de la déméocratie(序文PDF版)という書のなかで、ランシエールは、政治あるいは政治的なものについての新たな理論を展開している。現在の混乱した状況において伝播しているニヒルでペシミスティックなディスクールとは、全く性質の異なるランシエールのこの書は一読に値するものである。95年に出版され一部の間で話題を呼んだla mésentente(不和)と基本的には同じ内容であるが、現在われわれが直面しているいくつかの具体的な社会問題を例にとりながら展開されている政治主体に関する諸々の記述から、これまでの著作と時代の空気が同時に理解できるようになっている。暴動についての直接的記述はないが、出版された時期が少しずれていたら追記されていたかも知れない。しかしながら、本書で展開されている内容から、この存在しない部分を想像することはさほど困難なことではないと思われる。

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2005.12.11[Sun] Post 06:36  CO:0  TB:0  未分類  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

仏暴動について 1

 先の暴動に関して何か書いてみたいと思ったので久しぶりにUP。長くなってしまったので、いくつかに分けました。

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2005.12.11[Sun] Post 06:33  CO:0  TB:0  未分類  Top▲  このエントリーを含むはてなブックマーク 

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